皆さんは、ご自分の親を恥ずかしい、と思ったことはありますか?
思春期など、多感な時期ならそう思うかもしれませんね。
私はあります。30代半ばである現在でもあります。
だいぶ大人になった私ですが、自分の親が毒親ではないか?
と気付いたのが少し遅かったかもしれません。
私自身も結婚し、子どもを二人育てています。
「結婚をして家事をするようになってから親の有り難みが分かった。」
「出産を経験したら、母親の有り難みが分かった。」
こういう意見はよく聞こえてきます。でも、私の場合はその反対でした。
どうしてお母さんはちゃんと私を育ててくれなかったんだろう。
思い返せば違和感のオンパレード。非常識な親に育てられたという自覚が芽生えてきた私。
親に恥をかかされた事も多く、家族との関係を切り離したいとまで思っていました。
そんなある日、母親の認知症が発覚し、近場に住んでいる私が色々と手助けしなければ行けない状況になりました。
このブログでは、私の幼少期の振り返りと共に、現在親の介護にどのように向き合っているかを書き留めていこうと思っています。
私はこのブログで、ただただ親の愚痴をこぼしたい訳ではありません。同じような境遇だったり、もっと深刻な状況下で育った方もいるでしょう。
どんな状況であれ、育ててくれた親を否定するなんて!とお叱りを受けるかもしれません。
ですが、どんな環境であれ、親に嫌な思いを抱えている人は、悩みを共有しバネにして生きていこう!と思うのです。
私達は、成長途中ではぐくむべきである「生きていくうえで大切な土台」を建てれずに来てしまいました。このような人達は、社会の中でどうしても生きづらさを感じてしまうのです。
同じような境遇の方に少しでも参考になっていただけたり、共感していただける点があれば幸いです。